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クラミジアの症状・治療薬について詳しく書いてまいす

クラミジアとは

クラミジアとは感染症で、日本国内では最も多い性感染症になります。

男性、女性に関わらず10代から50代まで年齢層が広いという点でも挙げられます。

クラミジアはには潜伏期間があり、自覚症状もないやっかいな感染症です。

個人差はありますが、かゆみ、いたみもあります。

特に女性に関しては自覚症状がないというのが現状です。感染の原因としては、コンドームを着用しない性行為、口と性器による感染が一般的です。さらに、感染していると気づいても、半数が病院での検査をせず、そのままやりすごし、他の人間との性行為することで、感染がどんどん膨らんでいきます。

男性に関しては、女性よりは、わりと気づきます。尿道に膿がたまり、放尿時に痛みも感じます。

しかし、クラミジア感染症は薬で完治できます。

クラミジアの症状

クラミジアの症状は男性と女性によって異なります。

勿論、体の構造が男女では全く構造が違うので症状などにも違いはあります。どちらも共通しているのは、自覚症状があまりないという点です。だれしも気づかないのではなく、半数がきづけないという報告もあります。

男性

男性においてクラミジア感染では、約1週間~2週間前後の間に初期症状として尿道炎が起こります。

尿を排出する際に痛みを感じます。痛みも実は個人差があり、特になにも感じないという方もいれば、飛び上がる程に痛いという方もいます。また、膿もでますが、べとべとした感じではなくわりと、さらさらしているものです。

クラミジアに感染後に1週間程放っておくと、クラミジアは尿道の奥へ奥へと入り込んでいきます。

奥へ到達すると大事な前立腺があります。

前立腺は子孫を残す為の精子に栄養を与える重要な臓器です。また、薬の成分が比較的届きにくく、前立腺まで侵入を許してしまうと、治しづらい病状へ発展します。

実は、前立腺には痛みを感じとる神経そのものが人体の皮膚に比べあまりありません。それが自覚症状がないという事になります。

ただ、人間の体はどこかに異変が生じた場合には、別の部位や器官をつかって知らせるという仕組みがあります。

そのシグナルも放置すると、前立腺からもっと奥にある精巣(睾丸)の近くまでクラミジア菌が侵入してしまいます。

そうなると、副睾丸炎を招き、左右に症状が出てしまった場合には、最悪不妊症になるケースがあります。

そうならないように、すぐに治療を開始しましょう。

女性

女性において性器クラミジア感染の潜伏期間は1週間から3週間程度の間があります。

一番厄介なのは、初期症状に対して、決定づける事ができる「これだ」という症状や病変がないので気づきにくいと言われています。また、心当たりがある女性というのはほぼいないに等しいです。

どう考えても、クラミジアの男性と性行為をした。などと思う女性は普通はいません。

クラミジアに感染すると、子宮頚管炎(しきゅうけいかんえん)を患ってしまいます。この場合治療をせず放っておくと、

・子宮内膜炎 ・卵管炎 ・卵巣炎

などの症状が広がっていってしまいます。

ここは、妊娠に関係する重要な器官なので、子宮などに炎症が起こってしまうと最悪の場合は、不妊・流産・さらに妊婦が感染していると生まれたばかりの赤ちゃんにクラミジアが感染してしまうケースもあります。

初期症状の場合にオリモノが少し増えたなどがある場合は、警戒しましょう。心当たりがないか少しだけ考えてみてください。

さらに、症状が悪化すると下腹部が痛み、不正出血や吐き気などもあります。

なにより、放置しておくと不妊になってしまうので女性である幸せを失う前に適切な治療を必ずしてください。パートナーと検査を受けるのも、一つの手段です。

クラミジアの治療薬

クラミジアの治療薬は多数あります。

系統に関して挙げると

・マクロライド系 ・テトラサイクリン系 ・ニューキノロン系

大まかに3つに分ける事ができます。それぞれ作用や効果、成分に違いがありますが、クラミジアには効果があります。

アジスロマイシン

アジスロマイシンは「15員環マクロライド系抗菌薬」として国内は2000年から使用されています。

以前までの抗生物質に比べ、一回で7日間の効果が続くとしてこれまでの抗菌薬にはない薬物動態が特徴です。

クラミジアに対する適応について

・深在性皮膚感染症
・リンパ管
・リンパ節炎
・咽頭
・喉頭炎
・扁桃炎
・急性気管支炎
・肺炎
・肺膿瘍
・慢性呼吸器病変の二次感染
・尿道炎
・子宮頸管炎
・副鼻腔炎
・歯周組織炎
・歯冠周囲炎
・顎炎

などが挙げられます。

上記のようにアジスロマイシンはクラミジア性感染症以外にも非常に効果が期待できます。

クラリスロマイシン

クラリスロマイシンもマクロライド系統で「14員環マクロライド」に分類され、代表的な抗生物質にあたります。

主に、肺炎球菌を主体としています。ほかにも、グラム陽性菌・インフルエンザ菌・百日咳菌・嫌気性菌・非定型菌のマイコプラズマなどがありあます。クラミジア・マイコバクテリウムに対して有効とされています。

以前のエリスロマイシンに改良を施した新型のニューマクロライドです。

エリスロマイシンの弱みである「胃酸」による不活化の影響をほとんど受けずに、体内に吸収されるというのが特徴です。

効果があると称されている中でも実際のところ、作用機序は明確にされていませんが、免疫細胞に対する作用や粘液分泌抑制作用関しては、破壊作用によるものと言われています。

ミノサシクリン

ミノサイクリン塩酸塩という成分で、内服薬・注射薬の二種類があり「ミノマイシン錠」や「ミノマイシンカプセル」などに含まれる成分にあたります。

クラミジア感染症に対するミノサシクリンの作用は、タンパク合成阻害作用として「ジスリン」や「アジー」と同様の作用があります。

クラミジア感染症には第一選択薬とまでは言いませんが、一般的な適応菌種で挙げるとマイコプラズマ肺炎・黄色ブドウ球菌・腸球菌属などが挙げられます。他には、「グラム陽性」「陰性菌」「リケッチア」などに対して適応薬と言われています。

ドキシサイクリン

ドキシサイクリン塩酸塩水和物という成分で、錠剤などがあります。

このドキシサイクリン塩酸塩水和物は、クラミジア感染症にも作用し有効的だと挙げられています。

ドキシサイクリン塩酸塩水和物の適応菌種は、クラミジアに対しての作用は勿論の事ですが、

・ブドウ球菌属
・レンサ球菌属
・肺炎球菌

・淋菌
・炭疽菌
・大腸菌
・赤痢菌
・肺炎桿菌
・ペスト菌
・コレラ菌
・ブルセラ属
・Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)

等が挙げられます。

ただ、クラミジア泌尿生殖器感染症に対して、有効性の事件をアメリカで実施しています。

結果としては、ドキシサイクリンは100%の有効性だと米国国立アレルギー研究所で立証されています。

レボフロキサシン

細菌の繁殖には、タンパク質の合成が必須となっており、DNA(遺伝情報物質)が不可欠となっています。そのDNAの複製には酵素がいくか必要となりますが、レボフロキサシンには、その酵素を阻害する働きがあり、殺菌的に抗菌作用を表します。レボフロキサシンは幅広い抗菌スペクトルを持ち、皮膚感染症、尿路感染症、呼吸器感染症等、様々な感染症の治療に効果を期待できます。

有効成分「レボフロキサシン」は、抗菌薬の中でもニューロキノン系抗菌薬に分類される抗菌薬で、病院等で処方されるニューロキノン系の抗菌薬の中でも、最も処方頻度の高いお薬と言われています。国内でも感染頻度の高いクラミジアの治療にも効果的です。

トスフロキサシン

トスフロキサシンは、抗性物質の中でもニューロキノン系抗菌薬と呼ばれるものに分類されます。細菌が増殖するためには、タンパク質の合成が必要で、そのタンパク質を合成するためにはDNA(遺伝情報をもつ物質)が必要不可欠となります。このDNAの複製には、トポイソメラーゼやDNAジャイレースといった酵素が必要となりますが、ニューロキノン系抗生物質である、トスフロキサシンは、この細菌のDNA複製の際に必要な酵素を阻害する働きがあります。トスフロキサシンには、皮膚感染症をはじめ、呼吸器系の感染症、腸管感染症など、幅広い感染症の治療に効果的です。

クラミジアは、ごく一部の限られた抗生物質しか効果がありませんが、このトスフロキサシンはクラミジアの治療にも効果が期待できるお薬です。

シタフロキサシン

シタフロキサシンはニューキノロン系統の抗菌薬で、細菌のDNAの複製を阻止することで、殺菌や滅菌に作用しています。

高い抗菌力をもち、肺炎球菌や大腸菌などへも抗菌作用がみられ、治癒しにくい他剤耐性菌による感染症や再発再燃例にも優れた効果を発揮します。

また、シタフロキサシンは主に細菌による感染症に適応しており、マイコプラズマやクラミジアにも有効とされています。

細菌の死滅により発赤や腫れ、痛みの抑制をし、発熱した際はその解熱効果があります。

従来の抗菌薬と比較しその抗菌力は高く、病巣への移行が優れているのも特徴的です。

クラミジアの感染経路

クラミジアの感染経路は一般的に性行為(性的な接触)が一番多い感染経路と言えるでしょう。

感染経路においては、10代から60代まで変わりありません。男性で言えば風俗で感染してしまうのが一番多い感染経路です。

もちろん、性感染症の検査などを定期的に行っている風俗店もありますが、風俗店すべてが行ている訳ではありません。

本番のプレイがない風俗店だからといって安心はできません。

クラミジアは膣、尿道、咽頭、目の粘膜に感染しますので、初期の自覚症状がない場合だと自信がクラミジアに感染していると気づかずに、第三者へ感染させます。

また、第三者の感染者が次の人へ感染を繰り返すので、地球上からクラミジア感染症は消える事はないと言われています。

しかし、自身の心がけ一つでクラミジアから人間への感染経路を断つ事ができます。

クラミジアの予防

クラミジアを予防するには、性行為やオーラスセックスをしないというのが一番だと言えます。しかし、それは現実的ではありません。

クラミジアの予防に一番適しているのは、コンドームを着用した性行為をするという事です。

性行為を共にするパートナーがいる場合には、一緒に性感染症の検査をうけるというのも、一つのれっきとした予防策と言えます。

仮に、感染していたとしても治療すれば良いだけの話です。感染していなければ、この先も予防し過ごせばよいだけです。

男性の場合は、風俗店へ行ってもきちんとコンドームを使用すれば100%ではないですが、クラミジア感染を予防する事はできます。コンドームをつけてオーラスセックスをする方は多くはないはずです。咽頭から性器への感染も多いケースなので、膣に性器を入れなければ感染しないという考えは捨ててください。

クラミジアの検査

クラミジアの検査は医療機関にて検査が一般的です。誰にも知られたくないという事であれば、保健所にて匿名で検査する事ができます。一方で自身で検査も可能です。個人輸入代行を介し、通販にてクラミジアの検査キットを購入する事ができます。

保健所や自身で検査をする検査をする際の注意点があります。

医療機関との違いは検査結果が「陽性」だった場合、にすぐに治療を開始する事ができないという点です。あくまで保健所と検査キットは「検査」のみになってしまいます。また、クラミジアの検査は男性・女性と異なります。

簡単に説明すると、男性はペニスと排尿器官が一緒なので尿検査を行います。

また、女性の場合は排尿器官とは別で、子宮へつながる器官に感染してしまうので、女性の検査は子宮頚管からの分泌物・膣壁の粘膜の膣分泌物の採取により、検査を行います。

クラミジアの現状

現在日本国内では、性感染症の中でクラミジアは群を抜いています。その割合は男性にくらべ圧倒的に若い女性が増加している傾向にあります。男性は女性に比べると痛みなどそこそこの症状はある為治療をします。しかし、女性の場合は、約8割が無症候性でこれといった症状がでないために、結果「放置」となります。

やはりクラミジアが問題視されているのは、不妊症・流産・死産です。このまま急増しつづけるクラミジアは女性だけの問題ではありません。

世界で一番クラミジアの感染率が高いのは日本です。各都道府県によってばらつきが多い事と報告があります。ただ、大流行と言っても過言ではないクラミジア感染症に対して、公衆衛生行政は積極的な関心を示さない事に危機感を示唆する医師も増えてきています。

クラミジアは薬で完治できるので、放置せず治療するのが一番だと言えます。

まとめ

クラミジア感染症は他人事ではありません。次はあなたの身にかもしれません。

感染経路を断つという意味では、自身での予防しかありません。少しでも心当たりがあるならすぐに検査を行い、治療する事が賢明だと言えます。医療機関へいけない方は、通販でも購入できますし、保健所でも検査はできます。

万が一に備えて、常備薬として治療薬を手元に置いておくというのも一つの選択肢だと思います。

女性の幸せである出産を台無しにしないためにも、パートナーがいる方も一緒に検査するのもお勧めします。決して恥ずかしい事ではありません。知らずに感染している事が深刻な問題です。